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2017-08

夢幻の街 - 2013.12.17 Tue

S-夢幻の街1



→音楽はこちらで

 「少年が考える大人の世界がある。子供心に考えていた街や山の向う側の世界の拡がりは、現実を飛び越えた夢想の大陸だ。
 僕があまり上手ではない絵しか描けないのに漫画家になったのも、その夢大陸が気になったからだ」(「夢伝説」著者あとがきより)


解説:夢幻の街・第1部
 「夢幻の街」はマンガ「夢伝説」(川崎ゆきお・青林堂)をテーマにした作品です。もともと「幻惑のブロードウェイ」(ジェネシス)のような音楽を作ろうと思ったのが、このような作品を作るきっかけでした。すべての曲は「夢伝説」をモチーフにしています。
 「夢幻の街」は音による物語のつもりで作りました。

 CD1枚には収まりそうになかったので、二部に分けることにしました。この作品は他の音楽とは異なり物語形式の作品なので、出来や満足度に関係なく全曲をのせています。

 またまた例によってジェネシス、スティーヴ・ハケット、フループ、キャラヴァン、キャメル、エイジア、フォン・ツァムラ、ハットフィールド&ザ・ノース、遊星ミンツ、オザンナ、ラコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、クラシック音楽ではスクリャービンやラーション(ラルソン)など、既存のさまざまな音楽を節操もなくモデルにしました。

 一番初めにとりかかったのが「怪人のアジト」で、スティーヴ・ハケットの某曲をイメージしてギターで作りました。

 一番早く完成したのが「百鬼夜行」でした。これはキャラヴァンの「ウォッチャ・ゴナ・テル・ミー」(「ジ・アルバム」に収録。現在私が所有しているCDの日本語表記では「~テル・ユー」となっている)をイメージして作った曲です。

 タイトル曲の「夢幻の街」はもともと別の曲として作ったものをこの作品のために作り直したものです。かなり長くなってしまいましたが、曲は大まかに3つの部分に分かれていて、第3部の終わりではスクリャービンの交響曲第1番の6楽章の中のメロディーを引用しています。

 「草原の向こうに」は自分でも気に入っている作品で、フループやキャメルをイメージして作った曲です。フループ(FRUUPP)はアイルランド出身のプログレ系グループでアルバムを4枚ほど発表しており、ファンタジー的で哀愁のある音楽が特色です。この曲はフループの4作目「当世仮面舞踏会」(元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルドがプロデュースした)をイメージしています。

 「山の中へ」は最後に仕上げた曲で、前半はスウェーデンの作曲家ラーション(※)のバイオリン協奏曲をイメージして作ったものです。ラーションのバイオリン協奏曲は、ヴェステルベリもしくはサロネンの指揮のCDで聴くことができます。
 後半はスクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス~火の詩」を部分的にアレンジしたものです。
 「謎の男たち」の原案は高校3年くらいのときにエイジアをイメージして考えたものです。イントロと中間の部分は今回加えました。

※この作曲家の名前(Larsson)はラルソンと表記されることもありますが、最近ではラーションと表記するのが一般的なので、ここでもラーションと表記しました。
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