幻の映像 - 2017.08.31 Thu

もはや自分が誰なのか、何をしていたのか思い出せない。
誰かを探していたような気もするがわからない。
おへその下で、何やら怖いような、何かが抜き取られるような感じがして、
玉のようなものが体から出ていくような。
オタマジャクシの嘆きが君にも伝わるだろ。
あんなに色があせてしまうなんて…
夢の珠たちは僕を置いてどこへ行ってしまうのか
愛情の珠、勇気の珠、無欲の珠、勤勉の珠、それから、希望…
向こうで渦に巻き込まれているのは誰だろう。
どこかで見かけたような。
向こうの幻の映像はあの世だろうか。
それとも目的地か、あるいは故郷?
僕はフィルコだったっけ?
カルトのうずしおの中に、下半身がしびれ、頭もしびれる。
だが、僕は何があっても使命を果たしてみせる。
それが僕のモモローグ
そして狸たちは旧街道に横たわる。
↓プレミアータ・フォルネリア・マルコーニの「人生は川のようなもの」
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