移動式神社 - 2016.05.21 Sat

私の人生の希望のゼンマイはもう擦り切れてしまったのだろうか?
命を懸けて守った私自身でもあるあの人も、今はどこで何をしているものやら…
ひょっとして蒸発してでもいるのだろうか。
言いかえれば、固体だったものが液体になり、液体だったものが気体になっているのだろうか。
安らぎの海に溶かされて、ノスタルジアの泡にでもなったりしていないだろうか。
失うものなど何もないということは
うすうす感づいていたけれど、
ここでしっかりしないと、人間らしくない。
それにしてもなぜこのようなものが産まれてしまったのだろう?
隠さねばならぬ私の秘密が封じられているのか
それとも光明への道しるべが秘められているのか
私が鍵を開けるのか
鍵が私を開けるのか
八代……ではなかった社ならば知っていようが、私はそれを見出すことができるであろうか?
「おいオンナ、車が来るじょ」
イメージ:アラン・ホールズワースの「エンドゥモーフ」
スティーヴ・ハケット像 - 2016.05.11 Wed

私はエレキギターを弾くのが趣味で、これまでいろいろなギタリストを聴いたり弾いたりしてきましたが、その中でも最も影響を受けた中の一人がこの方。
幻想的で美しい旋律と音色、独特のトリッキーなプレイ、驚くほど見事なクラシックギターなどがこの人の魅力であり、またあのタッピング(ライトハンド奏法)の発明者としてもギター史に名を残しています。
私はこの方の録音からタッピングを学んだため、はじめピックでフレットをガンガン叩いてタッピングしておりました。これは当初この人がピックでタッピングしていると誤解したためですが、実際は爪で弦をたたいていたようです。今では私も爪でやっています(指でもできるけれど、爪の音のほうが好きなので爪を使うことのほうが多い)。
こういうことをしていたため私のピックはみんなボロボロになっています。

↑今回の切り絵を作る前の原画
・これをコピーして黒い紙の上に乗せ、テープで固定。
・上からカッターでスパスパ切る。
・切ったら白い画用紙の上に載せて、糊ではりつける。