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2017-08

蛇妖女 - 2017.08.17 Thu

S-蛇妖女
それは現実 それはレエル
それは両脚の間にある

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カーペット・クロール - 2017.08.12 Sat

S-カーペット・クロール
思想にとらわれた者たちが、抜け出す道を探っている音が充満する。
脱出したい気持ちに人も化け物も違いはない。
歌いながら黄色い絨毯の道を這ってゆく。「脱出するためには中に入らねば」
月の周期よりも早くにここを超えなくてはならない。
何かがむくむくと首を立ち上げるのを感じるが
絨毯を這う者たちは器用にソレらを避けてゆく。
彼らの放出する分泌液は白くて生温かくて、
ある種の臭気を発している。
入り口をくぐると前のことが思い出せなくなった。
フィルコはここにいるのか、どこか別の世界に行ってしまったのか。
怪物になってしまったのか。
そもそもフィルコとは誰なのか。
そして狸たちは旧街道に横たわる。

夢幻の鉱山町 - 2017.08.02 Wed

s-夢幻の鉱山町
「われら、深みに住むものは、
 見つけ出してくれる、
 正直な拾い主をさがしています」
                        「エンデのメモ箱」より

眠りから深い目覚めへと沈んでいく夢幻の鉱山町。
家々からはビール色の煙が流れ、町の人々が自分の大切な本を穴へと投げ入れてゆく。
目玉の気球は無味乾燥な夢から目覚めてゆく。豊かな目覚めへ向かって深くゆっくりと。
マン・ドリルを持って失われる意識へ向かって下りてゆくのは何か。
僕はフィルコだ。迷う者だ。
そして狸たちは旧街道に横たわる。


日没する国の人々 - 2017.07.24 Mon

s-日没する国の人々
Wir, die Bewohner der Tiefe,
ersuchen den ehrlichen Finder,
uns zu erfinden.

「Michael Endes Zettelkasten」

ナディア - 2017.07.19 Wed

s-ナディア
 エレビア王妃。
 アジア系。両親はエレビア人ではないが、本人はエレビア生まれ。

 ハンスとは大学関係で知り合ったようで、文学仲間だったようである。当時ハンスはしばしば悪い妖精から狙われていたようだが、どうも頼りないので、彼女のほうが積極的に戦っていたようである。
 ナディアは「禁断の書物」については知っていた。これを書いたのは彼女の属する民族と遠いつながりのある者だったからだ。ただしそれがどうハンスとつながるのかについてどこまで詳しい事情を知っていたかはわからない。そもそもハンスがエレビアの王族であることも知らなかったようである。

 ハンスと違ってしっかりした常識人。

↓ニティン・ソーニーの「ナディア」

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